【発達障害】月収20万円稼ぐためのロードマップ
皆様、こんにちは。八色咲夜(@sa_yakusa)です。この度、【発達障害】月収20万円稼ぐためのロードマップという企画を思いついたので筆を取りました。今回の記事では、
- 仕事への足掛かりが欲しい方
- 障害者雇用での就活が分らない方
- 1社目の職歴が欲しい方
- 障害者雇用の転職で年収UPするには何をするべきか
- 転職活動中のメンタルの保ち方
について解説していきます。
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本記事を書いている人;八色咲夜
発達障害(ASD)を抱えるアラサー女性。現在はIT企業(2社目)で仕事に邁進中。ブログを通じて、ASD×女性のライフハックを発信していき、誰かの生きづらさの手助けになればと思います。
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今回の記事で1番良いたいのは、発達障害があっても働くことは可能、障害者雇用でも1人暮らしをできる分の収入の確保は可能ということです。ちなみに、こちらの計算には障害年金は入っていません。(私が受給していないので)
それでは実体験を踏まえて解説スタート!
就労移行に通いスキルを身につける
私は大学卒業後に発達障害が判明しました。この頃は色々なサービスに疎かったので、就労移行の存在に気づくのが遅かったです。就労移行とは、障害者の方が最大2年間通える職業訓練施設のこと。
私はIT系に関心があったので、IT系に強い事業所を選んだのですが・・・正直ハズレでした。ハズレと感じた要因は、
- 支援者が別業界から流れて来た方が多く福祉に疎かった
- カリキュラムが簡単過ぎた
- 態度が悪い入所者が多く気分を害した
の3点になります。職歴がない方は、まず就労移行に行くことをオススメしますが事業所の見極めは必須です。当時の自分にアドバイスをするなら、
- 事業所自体の求人サイトをチェックする
- 事業所を何件か回る
- 入所者の内定と定着の実績を数値ベースで聞く
くらいはしても良かったんじゃないか?と思います。この先の人生がかかっているのですから。皆様が悔いのない選択をできることを祈るばかりです。
スキルを武器に面接を受け内定を取る
就労移行で何を学ぶかは人それぞれだと思います。しかし、実際どの職種でも必要なスキルはコミュ力です。そのコミュ力で困っている・・・という気持ちは分かりますがコミュ力は本当に大事です。スキルが高くてもコミュ力がないと詰みますが、コミュ力の上げ方は誰も教えてくれません。
面接で最重視されるのもコミュ力です。SSTをしている就労移行もありますが、実務レベルには全く足りません。つまりコミュ力は独学で獲得するしかありません。
私はコミュ力を上げるために読書をしました。その中でもオススメできるのは「すごい仕事術」と「ゆるメンタル練習帳」です。両方とも当事者の方が書いているので共感が持てます。
「すごい仕事術」は、発達障害を持っている方はこういう工夫をすると良いというアイデアが満載です。その中でも部族のルールの解説が、私はものすごく腑に落ちました。どう腑に落ちたかは、上手く説明ができないので本を読んで下さると助かります。
「ゆるメンタル練習帳」は、一言でまとめると理不尽な目に遭った時に自分の身を守りつつご機嫌が取れるようになる本です。私はセルフモニタリングで、その日の自分を振り返るようにしたところ、少しですがイライラともモヤモヤが減りました!ノートに全てを吐き出すことでスッキリします。
また別途専門性の高いスキルがあると他の求職者と差別化できるので、何か1つ武器を作っておくとベストです。もちろん、複数あるともっと強くなれます。
会社で勤続3年の実績を作る
就労移行から入社した会社とフィットしなかった・・・という方も諦めないで下さい。勤続3年の実績があれば転職先が一気に増えるからです。私は勤続5年の実績を引っさげて転職活動をしたところ、希望のWEBデザイナー兼コーダーになり、年収もUPしました。あまり知られていないことですが、発達障害を持っている方が勤続3年することは、かなりハードルが高いです。ですので、この壁を突破すると世界が広がります。
ストレングスファインダーを受ける
転職するにあたって、自分の強みと弱みが分らないと軸がブレて迷走してしまいます。そこで使えるツールがストレングスファインダーです。課金にはなりますが、自分の全資質を把握することを強くオススメします。更にストレングスファインダーの個別分析を依頼すると、より深く自己分析ができます。私は「カエルコムニス」のコスギさんに依頼しました。
「カエルコムニス」のサービスページはこちら
写真屋さんで証明写真を撮る
業界にもよりますが、なるだけ若くて仕事が出来そうなイメージで撮って貰えた方が便利です。ですので女性の場合は、メイク+写真撮影+写真データが貰えるがセットになっている写真屋さんを選ぶことをオススメします。最近はWEBエントリーが多いので.jpgの顔写真が必須です。なんなら私は現像した写真はほぼ使わずに転職活動を終えました。
私の地元は仙台です。ここで撮るなら「東陽写場」が良かったです。接客対応がとても丁寧でした。このように、地域密着型の写真屋さんをお住まいの地域で探すと良いと思います。
「東陽写場」のサービスページはこちら
メイクレッスンを受ける
女性の場合、証明写真が盛れていたとしても、面接の時にキチンと感がないと辛いものがあります。そのため、私はメイクレッスンを受けました。仙台の「Fun Woman」に行きました。女性にとってメイクスキルは一生モノだと思いますので、早めに投資しておいて良かったです。
「Fun Woman」のサービスページはこちら
コーチングを受ける
これはお金に余裕のある方向けになってしまいますが、私はコーチングで自分の願望と向き合い応援してもらうことで、転職するという目標を叶えることができました。自分を無条件で応援してくれる方がいることは、とても励みになることだと思います。
私はTwitterでたまたま見つけたゆまさんにコーチングをお願いしました。毎回のセッションで、自分がドンドンレベルUPしていることを感じられてとても良かったです。ゆまさんの優しさはとても魅力的です。おかげで、転職活動中にメンブレせずに済みました。
- コーチングは1on1で選ぶ
- 無理のない期間でセッションを組む
- +aのサービス提供内容も確認する
という条件を守れば、将来に渡って大きなリターンが得られると思います!
「ゆまさん」のサービスページはこちら
障害者雇用専門の転職エージェントを利用する
この手のエージェント紹介では、
- at GP
- dodaチャレンジ
がオススメされていることが多いですが、私は全く求人が紹介されませんでした。 専門職希望だったので、ここがミスマッチしていただろうと考えます。また、ハローワークの求人は「ん?」なモノが多く途中から応募しなくなりました。
そんな私が最終的にお世話になったのが
- 障害者雇用バンク
になります。こちらのサイトの良い点は、日々求人が更新されているところにあります。ずっと眺めていると、全然内容が更新されていないサイトはザラにあります。もちろん希望職種にもよりますが、選択肢が多くて助かりました。ただ、サービスとして手が届いていないと感じる部分もありました。それは、
- 書類の添削が甘い
- ポートフォリオの添削がない
- 面接対策が弱い
という3点です。これらに関して私は、
- Twitterで書類添削している方に依頼
- Twitterでポートフォリオ添削している方に依頼
- ココナラで障害者雇用の面接対策をしている方に依頼
という対処法を取りました。なかでもココナラは便利で、ごく僅かではありますが、障害者向けの転職支援サービスを売っている方がいます。ぜひ、登録してみて下さい。その際は有資格者を選ぶことを忘れないように!
結果
これらの行動を取った結果、
- 月収2倍(*前職が低すぎたせい
- 東京に住む
- 専門分野に集中できる職場環境
を手に入れることができました!お金も労力も時間もかかりましたが、やって本当に良かったです。間違いなく人生が好転しました。
これからも本メディアでは、発達障害の方の背中を押すような記事を書いていきます。今後とも、よろしくお願いします。