【発達障害】正社員になるためのロードマップ
皆様、こんにちは。八色咲夜(@sa_yakusa)です。この度、契約社員から正社員登用を果たしました。
今回の記事では、
- 正社員に必要なマインド
- 障害者雇用で正社員になるためにやること
- 正社員登用試験でやったこと
について解説していきます。
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本記事を書いている人;八色咲夜
発達障害(ASD)を抱えるアラサー女性。現在はIT企業(2社目)で仕事に邁進中。ブログを通じて、ASD×女性のライフハックを発信していき、誰かの生きづらさの手助けになればと思います。
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正社員登用制度のある会社に入社する
私の障害者雇用の略歴は、
- 就労移行(IT系:4ヶ月)
- 前職(IT系アルバイト:5年2ヶ月)
- 現職(IT系契約社員:1年7ヶ月)
となっています。
そしてこの度、現職1年8ヶ月目に正社員登用となりました。
なお、現職に転職する際に書いたブログはこちらです。
現在は東京で一人暮らしをしながら、デザイン、コーディングの業務をしています。
私は転職の際に「3年以内に正社員になる!」という目標を掲げていました。
そのためエージェントには、毎回「この会社は正社員登用実績がありますか?」と伺っていました。
そして、運良く今の会社と巡り合うことになりました。
実績を作り上司の目に留まる
そうして契約社員として入社をしたのですが、最初は前職のアルバイトとの業務のレベル差に苦戦しました。
Microsoft Office系のソフトの機能を最大限に活用する仕事は、知らない機能の連続で、必死に食らいつきました。
なかでもExcelは全く歯が立たなかったので、教育訓練給付金を利用しWinスクールの「MOSマスター(Excel)」を受講することにしました。
Adobe系は業務レベル、コーディングもOJT後は実務に入れるレベルだったので、こちらはなんとかなりました。
入社半年後から、徐々にチームのリーダーポジションを任せていただく機会が増えました。何度か大火傷を経験し「もう2度と同じ目に遭いたくない!」と強く思い、動画、ビジネス書、ハウツー本を読み漁りました。
また、チーム運営にも携わるようになったため、より一層自己研鑽をいたしました。
こうした行動が次第に上司の目に留まるようになりました。
- 勤怠が安定している(欠勤、遅刻、早退ゼロ)
- 自分の業務を完遂している
- チームには何が必要で、どういう行動をすれば良いのか分かっている
上記のポイントを押さえていたことが、上司としては「私を正社員登用しよう」と決めた決定打になったようです。
正社員登用試験対策でしたこと
写真屋さんで証明写真を撮る
正社員登用試験にあたっては、履歴書、職務経歴書、筆記試験、面接がありました。
そのため、まずは美容室で髪を整えてもらい、証明写真を撮りに行きました。
今回、書類選考はPDF提出だったので、メイクなし+写真撮影+写真データが貰える+データ受け取りが最速がセットになっている写真屋さんを選びました。書類の準備期間が1週間だったので、即日予約ができるも併せて探しました。
私は東京の下町エリアに住んでいます。ここで撮るなら「写真柳下」が良かったです!
スピーディーに写真を仕上げてくれる+写真補正の技術がピカイチで、最高に盛れた写真が撮れました。
このように、地域密着型の写真屋さんをお住まいの地域で探すと良いと思います。
スーツをクリーニングに出す
盲点だったのがここです。
普段はオフィスカジュアルコーデで過ごしている私は、3年間1回もスーツをクリーニングに出したことがありませんでした・・・ですので、店員さんに「クリーニングに1週間かかります」と言われた時は、早めに出して良かったと思いました。
- PLSTのスーツ
- 無印良品のブロードシャツ
- foufouのレザーベルト
- 靴下屋の靴下
の装備で面接に臨みました。
面接対策
面接対策は、最近たまたま障害者雇用で転職した友人がいたので、模擬面接をお願いしました。
「障害について配慮して欲しいこと+自分で取れる対策」について掘り下げて考えることが大変でした・・・転職時の面接とは異なり、会社の実像を掴んでいるからこそ、対応が難しい質問だと思いました。
面接当日
面接の形式は1on1、リモートで30分でした。
不意打ちで「WEBのポートフォリオはありますか?」と聞かれて、サッとResumeが出せて助かりました。
インハウスであっても、プライベートでポートフォリオを作る必要があることを痛感しました。
結果
結果は即日で合格をいただき、後日承諾の意向を聞かれました。その後「正社員転換内定のお知らせ」が届き、登用が確定しました。
登用まで1年7ヶ月かかりましたが、今までの努力が報われて本当に嬉しいです。これからも頑張ります!
これからも本メディアでは、発達障害の方の背中を押すような記事を書いていきます。今後とも、よろしくお願いします。